◆3/15大飯原発差止訴訟第10回口頭弁論の報告

平井紀子さんの投稿,Facebookより

3月15日(火)、京都地裁において「大飯原発差し止め訴訟」が行われました。

今回も、傍聴券を求めて多くの方が集まりました。私は今回も抽選に外れてしまいましたが(裁判の抽選で当たったことがほとんどありません(泣))、京都弁護士会館で模擬法廷を開いてくださったので、様子を知ることができました。

今回の裁判の主な内容は、森田基彦弁護士が、平成27年12月24日福井地裁異議審決定の問題点について述べ、原告の林森一さんが意見陳述しました。

森田弁護士は、平成27年12月24日に、福井地方裁判所が大飯原発3,4号機及び高浜原発3,4号機運転差止め仮処分命令申し立て事件について住民側の仮処分の申し立てを却下した件について「従来の行政追随型に後退をしただけではなく、行政審査よりも更に劣化している」と厳しく批判しました。

具体的には、今回の決定では、新規制基準において規制対象とされた事項のみしか司法審査の対象とならないため、避難計画や立地審査は審査の対象とならない点、過酷事故対策、水素爆発防止対策を審査対象としていない点において、新規制基準よりも更に後退していると指摘しました。

林さんは、京都府は、高浜・大飯原発から30キロ圏内、50キロ圏内に入ってしまうことや大飯原発が熊川断層の上にあり大変に危険であること、原発事故によって琵琶湖の水が汚染されてしまえば、関西に住む1450万人もの人が水を飲めなくなってしまうことなどを切々と訴えました。

報告集会では「福井地裁の12月24日の決定は、福島原発爆発事故と真正面から向き合っていない。裁判所が持つべき謙虚さに欠けている。それに対して、事実に謙虚に向き合って出された結果が、今回の大津地裁の高浜原発再稼動差し止め決定だ。大津地裁に続いて京都でも差し止め判決を勝ち取れるよう頑張っていきましょう」。
「謙虚さは、裁判所だけではなく、私たち原告や弁護団にも必要だ。私は、このようなところが疑問に思うのだけど、あなたはどう思いますか?と、それぞれの立場で、謙虚に裁判に向き合っていきたい」。
「福島で多発している甲状腺ガンは、原発事故の影響だということを事実認識することが大切だ。それ無くして、私たちは裁判を闘うことはできないのではないか?」など、多くの意見が寄せられました。

福島から避難しているHさんと少しお話ししました。言葉少なに「子どもの甲状腺に異常が見つかりました…」と語るHさん。「福島県立医大での検査で、1回目の検査では異常が無かったのに…でも、こういうことは話しにくいんです。福島ではもっと話せないのです…」。何も言葉をかけられない私に「平井さんは、最近は体調はどうですか?」と、気遣ってくださいました。事故さえ無ければ…といつも思います。

原発賠償京都訴訟第13回は、3月25日(金)、午前11時から始まります。(集合は、午前10時20分です)勝訴を勝ち取るためにも、皆さんの傍聴をよろしくお願いします。

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