◆5/17 高浜原発3,4号機再稼働に反対する申し入れ書

関西電力株式会社
取締役会長  八木  誠 殿
取締役社長  岩根 茂樹 殿
高浜発電所長 宮田 賢司 殿

高浜原発3,4号機再稼働に反対する申し入れ書

福島原発事故から6年経ちましたが,事故炉内部の詳細は未だに分からず,汚染水は垂れ流され続けています。避難者は家族のきずなを断たれ,生活再建の目途が立たず,癌の苦痛,発癌の不安にさいなまれています。多くの方が事故に関連して亡くなられました。絶望の末,自ら命を絶たれる方が,事故から4年経った一昨年から急増していると報道されています。

このような状況を反映して,今,脱原発は民意となっています。最近のほとんどの世論調査でも,脱原発の声は原発推進の声の2倍以上です。高浜原発の地元中の地元・高浜町音海地区でも原発運転反対の決議が上っています。

一方,東芝破綻の例を挙げるまでもなく,原発は,事故対策費や使用済み核燃料の処理・処分費を考えれば,経済的にも成り立たないことは明らかです。

したがって,国際的にも,イタリア,ドイツに続いて,リトアニア,ベトナム,台湾が脱原発を決意し,アメリカも原発縮小に向かっています。

それでも,あなた方・関西電力は,原子力規制委員長までもが「安全を保証するものではない」と言う“新規制墓準”を“安全基準”と主張し,これに適合したから高浜原発は安全として,その再稼動の手続きを進めています。

あなた方・関西電力は,昨年2月の高浜原発4号機再稼働時に1次冷却系で水漏れを起こし,発電機と送電設備を接続した途端に原子炉が緊急停止するトラブルを起こし,今年1月にはクレーンを燃料プール建屋上に倒壊させ,また,関連会社はヘリコプターから資材を落下させる事故を2度も起こしています。この事実は,安全性を軽規することに慣れ切り,緊張感に欠けた関西電力が原発を運転する能力・資格を有していないことを実証しています。あなた方は,このような電力会社の体質が福島の事故を生じさせたことを真摯に反省し,再稼働を即時断念すべきです。

ところで,若狭の原発で福島級の重大事故が起これば,若狭や京都,滋賀の北都はもとより,京都府,滋賀県の全域,関西のかなりの部分が放射性物質にまみれる可能性があります。この地域の500万人を超える住民が避難対象になりかねません。避難は不可能です。

原発が無くても電気は足りることは,福島事故以降の経験が教えています。不要な原発を稼働させて,事故のリスクにおびえる必要はないのです。あなた方が原発を動かすのは,人の尊厳,生存の権利を犠牲にしても,経済的利益を優先させよう考えているからです。金儲けのために原発を動かすのは,倫理に反します。私たちほ,事故の不安なく,安心して生活できる社会を求めます。

あなた方は,4号機を今日17日,3号機を6月上旬に再稼働させると報道されています。

原発は,事故の確率の高い,人類の手に負えない装置です。二度と福島のような事故を起こさないために,再稼働の断念と,全ての原発の即時廃炉を求めます。あなた方が,あくまで再稼働を進めるならば,私たちは,あらゆる手段で,粘り強く全原発の廃炉まで闘うことを宣言します。

2017年5月17日
「5・17高浜原発うごかすな!現地集会」参加者一同
(連絡先;090-1965-7102若狭の原発を考える会・木原)

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