◆[原発賠償京都訴訟]5/20市民の集いの報告,5/26傍聴要請

支援する会の皆さま
原告の皆さま
(2017年5月23日)

暑くて、青いまぶしい空の日々ですね。原告の福島敦子です。

  • 20日の午前中は原告団総会、午後からは支援する会の総会および市民の集いへ、多くの方がご参加くださいましたことに感謝申し上げます。
  • 午後は、立命館大学教授の吉村良一先生の『群馬訴訟判決の評価と各地の集団訴訟の争点』と題した講演と田辺弁護団事務局長の『京都訴訟の勝利に向けて』の講演がありました。
    約50名の参加者で最後の質疑に至るまで活発な意見交換が行われました。
    MLに投稿してくださる皆さまの内容とともにぜひ読んでくださいませ。
  • 吉村先生のお話は、30以上の原発賠償の集団訴訟の中で、群馬訴訟を中心に過去の公害訴訟の判例も盛り込んだ内容の濃いしかしながら共同代表の私には大変重いお話でした。
    要点を記述いたします。
  • 判決は、国と東電の連帯責任を認めた。長期評価が作成された平成14年7月31日から数か月後には敷地地盤面の高さを超える程度の津波が予見可能だったとした。(これは田辺先生も強く訴えている部分であります)
  • 原告の侵害された平穏生活権については、避難行動を生活の本拠の移転といい、「自己実現に向けた自己決定権」を中核としてとしながらも肯定している。
  • しかし、もともと賠償金は低く算定されがちな判例が多い中で、この裁判でもADRでの賠償額が算定から差し引かれ、多くの原告の請求が棄却されたことについて吉村先生は残念だと話されました。
  • また、「自己決定権」について、避難を強いられたことが自己決定権の侵害となると中心に置かれ、低線量被ばくの身体的な影響は加味されず、区域内避難者よりも精神的にも大変な区域外避難者の方が重く受け止められるべきなのに避難者の差が出てしまった、と話されました。
  • 水俣や、薬害の裁判を引き合いに、裁判は限界があり被害者全ては救われない、裁判は通過点であり、先にあるのは施策にいかに結び付けていくかだと強調されました。(河原さん、堀江さん、福島は寝ていないですぞ)
  • 吉村先生には、またぜひ勉強の機会を与えていただきたいなと思いました。
  • 田辺先生も、大変明瞭に京都訴訟の進み具合や意義をお話しくださりました。
    ・訴訟の目的:真相究明、再発防止、被害回復、そして避難の正当性を社会に知らしめること!
    ・京都訴訟で、専門家証人を行い、低線量被ばくの健康における影響を掘り下げた!
    ・世論の形成・よい判決をとり続け、法廷を熱気で満たし、正しい情報を発信し続けること
  • 最後に、共感を得る説明の大切さを伝えてくださいました。『福島(や近隣都県)』の支援、『避難者』の救済は矛盾しない!
  • さて、26日金曜日は、期日です。本人尋問に9名の原告が法廷に立ちます。10時15分開廷。9時35分から50分まで傍聴券配布。
    皆さまの熱いご支援よろしくお願いいたします。そして、原告さんは最後まで仲間を原告席から見守りましょう!!

今日も一日、よい日で。

福島敦子

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