◆老朽原発の再稼働を阻止しよう

【2018年9月7日,京都キンカンで配付。】

決意を新たにして
老朽高浜原発1、2号機、美浜原発3号機の
再稼働を阻止しよう!

地震の時期、場所、規模は
予測不能であることが、
また実証されました

◆6日未明に北海道で発生した大地震・北海道胆振(いぶり)東部地震で、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

◆この地震は、地震の時期、場所、規模を、現代科学・技術で予知できないことを、再認識させました。阪神・淡路大地震、東日本大地震、熊本・大分大地震、大阪北部大地震の何れも、予知できませんでした。

◆しかも、今回の大地震は、北海道全域の大停電も引き起こしました(ブラックアウトと言われています)。その原因は、道内半分の電力を供給する苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所、1、2号機のボイラー配管破損などによって、4号機を含む全発電機が緊急停止したことに端を発しています。なお、この発電所は、震源近くに立地し、1、2、4号機を保有し、総出力165万kWです。3号機は、配管の摩耗や損傷が多発し、2005年に廃止されています。発電機の一極集中があだになったと言えます。

◆一方、震源から約120 km 西方にある泊原子力発電所の外部電源が、この停電によって断たれました(喪失)。泊原発は、1号機(57.9万kW:1989年運転開始)、2号機(57.9万kW:1991年運転開始)、3号機(91.2万kW:2009年運転開始)の3基の加圧水型(PWR)原子炉が集中する原発ですが、現在定期点検中で、原発圧力容器内に核燃料はなく、核燃料は、燃料プールに保管されています。北海道電力は、外部電源喪失時には、非常用電源に切り替えて、燃料プールを冷却したとしています。しかし、もし原発が運転されていたら、最大で3基の原発と燃料プールを同時に非常用電源で冷却しなければならず、果たして可能なのか?また、地震の揺れがもう少し大きく、苫東厚真火発のように配管破損を生じていたら、などを考えると、肝を冷やさざるを得ません。

◆今回の地震や先の台風は、自然の猛威の前には、現在科学・技術が太刀打ちできるものではないこと、とくに、発電所や空港などの集中型巨大設備は極めて脆弱であることを明らかにしています。

地震、火山、台風が多発する地域に、
万が一にも重大事故を起こしてはならない原発は、
あってはならないことも教えています。

関電は、トラブル続きでも原発を稼働させています

◆関電は、定期検査中であった高浜原発4号機を8月31日に起動(いわゆる再々稼働)させました。4号機では、6月22日に、蒸気発生器伝熱管に傷が見つかり、8月19日には、事故時に原子炉に冷却水を補給するポンプが油漏れを起こし、20日には、温度計差込部から噴出した微量放射性物質を含む蒸気が原子炉建屋から漏れ出るトラブルを起こしています。

◆このことは、運転開始後33年を超えた高浜原発4号機のような原発では、色々な部分の老朽化が進んでいることを示し、その原発を運転しようとする関電に、原発は万が一にも事故を起こしてはならないとする緊張感も体制もないことを示しています。また、原子力規制委員会が「新規性基準」に適合とした原発が、再稼動時に次々にトラブルを起こしている事実は、「新規性基準」は安全を保障するものとは程遠く、規制委員会の審査は、いい加減極まりないことを示しています。

◆それでも、関電は、トラブル後わずか10日目の8月31日に高浜4号機の再々稼働を強行し、8月3日から定期検査入りした高浜3号機を11月に起動させるといわれています。許してはなりません。

◆高浜原発3、4号機は運転期間が33年を超えた老朽原発で、しかも混合酸化物(MOX)燃料を用いてプルサーマル運転をしています。危険極まりなく、ウラン燃料に比べて、長期の水冷保管を要し、長期にわたって放射線量、発熱量が下がらない使用済み核燃料を残す発電法です。若狭の原発の使用済み燃料プールは7割以上が埋まっていますが、使用済み燃料の行き場は、目途も立っていません。しかも、使用済み燃料プールは、原子炉本体に比べて、格段に脆弱です。それにもかかわらず、関電は、長期保管を要するMOXも含む使用済み燃料を増やそうとしているのです。無謀、無計画極まりないことです。

関電は40年越え老朽高浜原発1、2号機、美浜原発3号機を
再稼働し、全国の老朽原発再稼働を先導しようとしています

◆関電は、来年以降、老朽原発高浜1号機(来年で45年越え)、2号機(来年で44年越え)、美浜原発3号機(来年で43年越え)を再稼働させ、全国の老朽原発の再稼働を先導しようとしています。安倍政権のエネルギー政策に迎合するものです。

◆ところで、老朽原発の安全対策費は、福島事故の大きな犠牲の上に、また、反原発の闘いの故に、高騰し続け、そのため、福島事故以降9基の老朽原発の廃炉が決定しています (福島第1、第2を含めれば、廃炉は19基)。

◆このことを考えれば、安全対策費が膨大で、経済的にも成り立たない、老朽原発の運転を関電に断念させることは、私たちの闘い如何では、可能であろうと考えます。老朽原発運転を阻止し、原発新設を阻止すれば、最悪でも、2033年には、若狭の原発はゼロになります。もちろん、その前に重大事故が起ころ可能性もありますから、断固として、原発の早期全廃を勝ち取らなければなりません。

関西、福井の総力を結集して、
高浜、美浜の老朽原発を廃炉に追い込みましょう!

◆そのための行動を討議するために、下記の拡大実行委員会を開催します。

老朽原発の再稼働を何としても阻止したいとお考えの方なら、どなたでも、ご参加いただけます。
叡智を集めて大闘争を準備し、老朽原発を廃炉に追い込みましょう!


老朽原発再稼働を阻止するために!
行動を討議する「拡大実行委員会」

◆と き:10月8日(月・休)14:00~17:00
◆ところ:京都テ ルサ(京都駅から 南へ 徒歩 15分、市バス九条車庫南)
★アクセス→こちら
◆主 催:「原発うごかすな!実行委員会@関西・福井」
◆連絡先:木原(090-1965-7102;kiharas-chemアットzeus.eonet.ne.jp)



7月-8月の若狭、関西での「原発うごかすな!」行動の報告

ご参加、ご支援を戴いた皆様ありがとうございました。

「原発うごかすな実行委員会@関西・福井」


◆公開質問状運動

2018年7月28日原発立地町3町(美浜、おおい、高浜)町長へ「原発の現状と将来に関わる公開質問状」を提出。公開質問状をアメーバデモで、若狭全域に配布8月10日、17日に回答を得る。回答をチラシにして、アメーバデモで配布中。

▼2018年7月19日福井新聞朝刊「原発巡る質問状 嶺南3町へ提出(小柳慶祥)」

▼2018年8月23日読売新聞朝刊「原発の存続 考え分かれる」

◆8月22日高浜原発4号機事故糾弾闘争(55名参加)

▼2018年8月23日読売新聞朝刊「4号機再開に反対団体が抗議デモ(前田卓)」

▼2018年8月23日毎日新聞朝刊「高浜 原発前で50人デモ(高橋一隆)」

◆8月25日高浜原発このまま廃炉!関電包囲全国集会(400名参加)

▼2018年8月30日朝日新聞朝刊「原発廃炉訴え 市民400人集会(萩原千明)」

◆8月31日高浜原発4号機再稼働阻止闘争(45名参加)

▼2018年9月1日朝日新聞朝刊「4号機の再稼働 未来を奪うな(菱山出)」



2018年9月7日

若狭の原発を考える会(連絡先・木原壯林 090-1965-7102)

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